抗酸化作用を解説。

抗酸化作用をわかりやすく解説しています。

若さや美容、生活習慣病などの予防に欠かせない抗酸化作用。ここでは、ビタミンEの特徴である、抗酸化作用について、より詳しく解説していきたいと思います。

どんな作用なの?

抗酸化作用は、文字通り、「酸化に抵抗する」作用です。酸化といえば鉄などが錆びたり、腐食したりすることを言います。では、体が錆びるようなことがあるのでしょうか?

実は、その体を錆びさせる作用を起こしているのが活性酸素というものです。その体を錆びさせる活性酸素を抑える作用がビタミンEの代表的な効果である抗酸化作用です。

人体の酸化(老化)を防ぐ、だからこそ、ビタミンEは若さや美容のビタミンと呼ばれるのです。

活性酸素とは?

体を錆びさせる活性酸素とは何なのでしょうか?

肺から取り込んだ酸素は赤血球中のヘモグロビンにより全身の細胞に運び込まれ、糖質をエネルギー物質に変換します。その過程で活性酸素が生まれます。
その他にも紫外線などを浴びた場合に細胞から活性酸素が発生することもあります。このように活性酸素は常に体内にあるものです。

活性酸素は高い反応活性を持つため、外部から入り込んできた細菌をを排除する作用があります。、悪役のイメージが高い活性酸素ですが、細菌や異物を排除するなど、人体に欠かせない物質でもあるわけです。

ところが、活性酸素が体内に過剰にあると、悪さをし始めます。通常は細胞自身にも抗酸化作用があり、活性酸素の作用から細胞を守っています。
しかし、過剰な活性酸素があると細胞の抗酸化作用だけでは抵抗できなくなり、どんどん細胞を酸化させていきます。

これが、肌の老化(シミ、しわ)につながったり、さまざまな病気を引き起こしたりするわけです。

抗酸化作用の強い栄養素。

ここでは、抗酸化作用の強い栄養素を紹介しておきます。

これらを同時に摂取するとお互いの機能を補完し高めあうために、出来るだけ同時に摂取するように心がけましょう。
また、活性酸素は1種類ではなく複数の種類が存在しており、各栄養素ごとに打ち消す事が得意な物があります。
そういった意味でも、下記で紹介する栄養素をバランスよく摂取することが理想です。

ビタミンA

ビタミンAは、目にやさしい栄養素として知られていますが、抗酸化作用も非常に強い栄養素です。がん予防にも有効とされ、ビタミンEと併用することにより、角膜の再生や視力を向上させるのに有効だともいわれています。

ビタミンC

いわずと知れた抗酸化の強い栄養素です。風邪の予防や、美肌効果など、さまざまな分野で活躍しています。肝臓ガンや胃ガンの予防にも有効といわれています。

ビタミンE

抗酸化作用だけではなく、動脈硬化の予防や、ホルモンバランスの改善、貧血の予防など万能に働く栄養素です。

コエンザイムQ10

抗酸化作用を持つビタミン用物質の一種で、抗酸化の中心的存在です。コエンザイムQ10は役割を終えたビタミンEやビタミンCを復活させる事ができます。

セレン(セレニウム)

ミネラルの1種で、最近注目を集めている栄養素です。がんの予防や、狭心症、心筋梗塞などにも効果があるとされています。

亜鉛

他の抗酸化物質と比べ、抗酸化作用が強いわけではありませんが、抗酸化物質と同時に摂取すると、抗酸化作用の強力なサポートを行って効果を高める作用を行います。

・本サイトの利用は、ビタミンEの効果にある注意事項をよく読んでご利用下さい。

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